JWorld、JbyJ、JExternalとIntelMacについて

現在の弊社のJava関連のプラグインJWorld、JbyJ、JExternalは、インテルプロセ
ッサ搭載のMacでは、動作しません。原因は、次の通りです。

■JWorld、JbyJ、JExternalは、インテルプロセッサ搭載のMacで動作しない原因

インテルプロセッサ搭載の新しいMac上のアプリケーションには、2つのタイプが
あります。インテルプロセッサ本来のバイナリコードが実行されるものと、Powe
rPCのバイナリコードをRosettaというエミュレータを介して実行されるものです
。もちろん、前者がインテルプロセッサの本来の威力を発揮します。現在の4Dは
、後者のタイプで、Rosettaを介して実行されます。

一方、インテルプロセッサ搭載のMacで、Javaバーチャルマシンを起動できるのは
、インテルプロセッサ本来のバイナリコードだけです。Rosettaを介してJavaバー
チャルマシンを起動することはできません。この制限により、現在の弊社のJava
関連のプラグインは、インテルプロセッサ搭載のMacで動作しません。

弊社Java関連のプラグインが、インテルプロセッサ搭載のMacで動作するためには
、Universal Binary化されなければなりません。Universal Binaryとは、PowerP
C搭載のMacとインテルプロセッサ搭載の新しいMacの両方で動作するためのバイナ
リの形式です。しかし、弊社のプラグインだけをUniversal Binary化しただけで
は、問題は解決しません。4D自身もUniversal Binary化されなければならなりま
せんし、一緒に使用する他のプラグインもすべてUniversal Binary化されなけれ
ばなりません。なぜなら、アプリケーションを構成するプラグインの1つでも、
Universal Binary化されていないものがあれば、Mac OSは、そのアプリケーショ
ンをRosettaを介して実行してしまうからです。

これは弊社プラグインを使用していない場合でも、プラグインを多用するアプリ
ケーションには、大きな問題です。なぜなら、1つでもUniversal Binary化され
いないプラグインがあれば、それがアプリケーション全体のパフォーマンスを落
とすことになるからです。

弊社4DプラグインをUniversal Binary化することに技術的問題はありません。既
存のプラグインはすべてApple社のXcodeで作成されており、それを単にXcode2.2
で再コンパイルするだけです。しかし、その動作確認を行うためには、まずUniv
ersal Binary化された4Dが必要になります。

下記のApple社のWebページも参照してください。
http://developer.apple.com/jp/qa/qa2005/qa1295.html
http://developer.apple.com/jp/documentation/MacOSX/Conceptual/universal_
binary/universal_binary_exec_a/chapter_7_section_4.html


※全く同様の原因で、先日リリースした「F-ab」もインテルプロセッサ搭載のMa
cでは、動作しません。Universal Binary化することで、問題は解決できますが、
現在、「F-ab」を構成している「Revolution」というソフトが、まだUniversal
Binary化されていないため、ネックになっています。しかし、「Revolution」の
開発元は、いち早く自社製品をUniversal Binary化することを表明しているので
、「F-ab」は、そう遠くない将来、インテルプロセッサ搭載でも動作できそうで
す。

以上
どうぞよろしくお願いいたします。


原田次郎(
mailto:jiro@ronri-kobo.com
----------------------------------------
論理工房有限会社
〒141-0031 東京都品川区西五反田6-24-2
ヒラモリハイフラット806
IP電話/FAX. 050-3346-0007
support@ronri-kobo.com
http://www.ronri-kobo.com/
----------------------------------------